店長自らが語る店の魅力、自慢の商品やサービス。
これを読めば、あなたもますますBRANCH神戸学園都市の各店が好きになるでしょう。
BRANCH store manager talk vol.4 カッパヤキッチン 阪辻 貴 オーナー
2009年の開店以来、神戸市垂水区のジェームス山で11年にわたり愛され続けてきた洋食店・カッパヤキッチン。2020年4月にBRANCH神戸学園都市へ移転した当初は、地元のお客様からの惜しむ声も多かったとか。
それが今では、わざわざ足を運ぶ長年の常連さんに加え、新しいファンも獲得。ランチタイムともなれば、店内は女性客を中心に華やかに賑わっています。
今回は阪辻貴オーナーと、店の共同経営者でもある相良敏之シェフにカッパヤキッチンの味の原点や接客のモットーなどについて語っていただきました。
カッパヤキッチンが目指しているのは、子供から大人まで皆さんに愛される料理です。その思いは、ジェームス山で前の店をオープンさせた当時から変わっていません。こちらに移転してからはショッピングのついでに寄られる女性客をはじめご夫婦、カップルのほか、週末にはファミリーで来店される方も。そこで、当店の看板メニューであるハンバーグを中心に、パスタやデザート類も充実させて、様々な料理を楽しんでいただけるようにしました。
料理の味はもちろん、お客様にとっては食事をする空間や雰囲気も大事なポイントですよね。以前の店舗はログハウス風の建物で、それを気に入ってくださる方も多くいらっしゃいました。そこで、店内の随所にグリーンを置いたり、映画のコーナーを作ったり、皆さんが心地よく過ごしながら楽しく食事ができることを願って店づくりをしています。
食事を楽しんでいただくためには接客も重要。当店では敢えてマニュアルを作らずに、スタッフには間違ってもいいから自分の考えた言葉で接客するよう指導しています。どうすればお客様に喜んでもらえるか、それが頭にあれば、自然と臨機応変に対応できるようになるんじゃないでしょうか。
どんなに美味しい料理でも、お客様に飽きられる時は必ず来ます。そこで、当店のベースは変えずに、季節ごとに新メニューを取り入れるほか、女性向けの軽めのメニューを増やすなど、できる限り工夫していくつもりです。今後は、ご両親と一緒に来たお子さんが大きくなって、やがてご自分のお子さんを連れてくる……カッパヤキッチンが3世代にわたって思い出の味の店になってくれれば嬉しいですね。